金徳訓総理が気象水文局と国家非常災害委員会を視察

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長である金徳訓内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)が、雨期が始まったことで28日、気象水文局と国家非常災害委員会の活動を視察した。

金徳訓総理は、気象水文局の気象観測実態を具体的に調べ、今年の穀物生産計画の遂行をはじめ党中央委員会第8期第5回総会が決定した下半期の国家政策課題の成功裏の実行を保証する上で気象予報の正確性、迅速性を徹底的に保障するのが極めて重要であると述べた。

毎年、気象気候の条件が変わることに即して天気の変化状態とその影響関係に対する予測と分析の科学化水準をより高めて台風と豪雨をはじめ災害性気象現象による被害を最小限にとどめることに積極的に寄与すべきだと強調した。

国家非常災害委員会を訪れた金徳訓総理は、雨期の被害防止に立ち上がった全ての部門、全ての単位で人民の生命安全を守ることを中核的な問題にとらえて非常状況に機敏に対応し、国家財産の保護と経済活動の正常保障のための活動を緻密(ちみつ)に行わなければならないと述べた。

国家の統一的な指揮の下で各種の危機を安定的に管理できるように活動体系と秩序を整然と確立し、危機対応に必要な手段と物資を十分に確保する活動を強力に推し進めることについて強調した。

現地で行われた各協議会では、気象観測部門と農業部門との協同を強化する問題、災害防止活動を担当した活動家の責任感と作戦指揮能力を向上させる問題、洪水管理情報システムをより完成する問題などが討議され、当該の対策が講じられた。