高麗時代の歴史遺跡を新しく発掘

最近、社会科学院の考古学者たちが平安北道雲田郡清亭里で、磨崖仏を新しく発掘した。

崖や岩の面に仏教の礼拝偶像物である仏像を浮き彫り、または陰刻手法で刻み込んだものを磨崖仏と言う。

今回発掘した磨崖仏は、清亭里機関所在地から北東に数キロ離れた山の中腹に突き出ている岩の南の面に刻まれている。

仏像が刻まれた少し長い岩の高さは5メートル程度、そこに刻まれた仏像の高さは4.7メートル程度、仏像台座の幅は4.2メートル程度。

仏の手の動作からして、この仏像は阿弥陀如来像と認められる。

かつて、平安北道の新義州市と定州市、郭山郡一帯では主に金属でつくった小型仏像が発見されたが、清亭里磨崖仏のような大型磨崖仏が発掘されたのは今回が初めてである。

この磨崖仏は、わが祖先の英知と才能を見せている。